記帳された金額
ネットバンキングの操作をして、彼からの入金を確認します。
タニガワ ダイスケ 65000
いち じゅう ひゃく。。せん まん
ろくまん ごせんえん
六万五千円!!!
ふぁっ?!
あわててペーパー記帳してみるも、65000円の印字
「すこし多く振り込んだから」
というメールの文章を思い出し、無性に腹が立ってきます
なにこれ
ナニコレ珍百景すぎるで ほんまに!!
ほんじゃアレか、
「や〜ATMのボタン押し間違えて、ヒトケタ少なくなっちゃった てへ」
て言い逃れできるとふんだわけか、あの猿は!
通帳を手に、私の瞳は、その時、暗い炎を宿していたに違いありません
殺す
人生で初めて、殺意というものを感じた瞬間でした
橋の上の「殺意」 <畠山鈴香はどう裁かれたか> (講談社文庫)
- 作者: 鎌田慧
- 出版社/メーカー: 講談社
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