トトロからのアドバイス

一通り私の話が終わると野間口くんは、あの頃と変わらぬソフトな口調で

・できればkasucaの力になりたい

・が、今は自分の抱えている仕事が多く、すぐに手弁当で駆けつける訳にはいかない

・しかし、自分でよければいつでも相談にのることはできる


といったことを伝えてきました

「それで十分だよ。忙しいのにハナシ聞いてくれてありがとね」

「うん、それとね〜、ひとつ気になることがあるんだけど」

「なに?」

「谷川大輔さん?の書類だけど、もうちょっと別のモノ請求してみたらよろしいと思うよ〜 もしかしたら、もっと詳しいこと分かるかも☆」

「え?」

「●●を役所に請求してみて〜ほなまた〜」

野間口くんは抜けきらない関西弁(四国の方々すみません。東日本出身の私には香川の言葉は関西弁にしか聞こえません)で、電話を切りました


電話の後には、うどんだしの香りだけが漂っていた(ような気がした) fin.



早速、私はトトロのアドバイスに従って、マロン町に新たに●●を請求しました

正直、全然期待していなかった●●・・・

しかし、マロン町から届いた封筒を開けると、そこには

くるみ
の名前がありました